まめ学

半数以上が「寝起き腰痛」経験 寝返り打ってる?

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 朝起きた時、ちょっと腰痛。でもしばらくすると忘れる程度だし、なんだか慣れっこになって対策は特にしていないという人が多い。起床時の腰痛に関するアンケート(ボディスプラウト・川崎市)によると、30〜60代の半数以上が、朝起きた時に腰の痛みを感じた経験があるという。2月18日は「安眠の日」。この機会に、ちょっと対策を考えてみるべきかもしれない。

 全国の30~60代の532人を対象に、2月11日にネットで調査。朝起きた時に腰の痛みの経験がある人のうち、4割が「週1回以上」と高い頻度だが、8割は特に対策はとらず放置。対策を講じている人の具体策は、「寝る前のストレッチ」「湿布を貼る(塗り薬を含む)」「マットレスなどの寝具にこだわる」などだ。

 寝起き腰痛の原因は「就寝中の骨盤のゆがみ」と言うのは、小林篤史・宮前まちの整骨院代表。寝ている時の姿勢や寝返りの少なさが影響しているという。「腰の筋肉が固まった状態」で寝てしまっていたり、無意識に腰に負担のかかる無理な姿勢をとったままだったり。「寝ている姿勢が悪い場合は寝返りを打つことで解消できるが、その寝返りが少ない場合は同じ姿勢で寝てしまうことになり、どんどん腰の筋肉が固まってしまう」と言う。