バーベキューというと、冬の芋煮会や春のお花見ピクニックと同様、漠然と“お外ご飯”のイメージ。肉や野菜を焼いてみんなでワイワイ。でももっと「おいしさ」を追求して、料理としてのバーベキューを楽しもうという企画がある。東京の晴海ふ頭公園で「American BBQ Cook-off @晴海ふ頭公園」(あおぞら・東京)が3月20日に開催される。
日本で屋外でバーベキュー、というと薄い肉をさっと焼く「焼き肉スタイル」が主流かもしれない。本場アメリカのバーベキューはローストやスモークなど、低温で長時間焼くものが多い。バーベキューレストランでは、ピットマスターと呼ばれる料理人が味付けをしてバーベキューグリルの火加減や焼き加減を調整、長時間かけて店のバーベキューの味を決めている。
このアメリカ本来のバーベキュー料理を多くの人に知ってほしいというのが今回のイベント。すでに参加者の受け付けもスタートしており、それぞれの店のピットマスターが低温で時間をかけてアメリカンポークバックリブを題材に競う予定だ。ランチタイムにはBBQプレートを買って食べることもできるし、家族向けのコーンホール大会やアウトドアブランドなどの出店もある。