歴史に名が残る画家たちが多数参加した「第1回印象派展」から、今年で150年を迎える。東京・八王子にある「東京富⼠美術館」は、7月 6 ⽇(土)~9 ⽉ 29 ⽇(日)まで、展覧会「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」を開催。印象派がヨーロッパ やアメリカへもたらした衝撃と影響をたどる。
昨今、⻄洋美術の伝統を覆した印象派の⾰新性とその広がり、とりわけアメリカ各地で展開した印象派の諸相が注目されている。中でもアメリカ・ボストン近郊にある「ウスター美術館」は、1898 年の開館当初から印象派の作品を積極的に収集してきた。今回の展覧会では、ほとんどが初来⽇となる同館の印象派コレクションを中⼼に、モネ、ルノワールなどフランスの印象派、ドイツや北欧の作家、国際的に活躍したアメリカのサージェント、アメリカの印象派を代表するハッサムらの作品が⼀堂に会する。
これまで⽇本で紹介される機会が少なかったアメリカ印象派の魅⼒に触れることができる貴重な機会だ。
開館時間は10時〜17時。⼊場料⾦(税込み)は⼤⼈1500円・⼤⾼⽣900円・中⼩⽣500円・未就学児無料。新館常設展⽰室も閲覧できる。