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歴史好きな人は必見! 堂本印象氏の名画に触れる企画展「歴史画パラダイス」を開催

 “歴史好きな人必見”な展覧会が京都にやってくる。京都市北区にある京都府立堂本印象美術館が、1月21日(火)~3月30日(日)の期間、企画展「歴史画パラダイス」を開催する。

 生涯にわたり数多くの歴史画を描き、高い評価を得ている堂本印象氏(1891-1975)の作品を所蔵している堂本印象美術館。今回開催される企画展では、館蔵品の中から、聖徳太子、菅原道真、楠木正成、本阿弥光悦ら歴史上の人物を題材にした初期から晩年の作のほか、今回は特別に、京都の神社に奉納した神様の絵も展示。

 さらに、熱心な浄土宗信者で、法然上人にまつわる作品を多数描いている印象氏の「大原談義」や「法然上人一枚起請文」も含まれている。代表作の「木華開耶媛」も展示する。深い研究と考証による作品から、独創的な抽象表現の作品までを展示する。

 開館時間は9時30分~17時。休館日は月曜日(祝休日の場合は翌平日休館)。入場料金は、一般510円、高校・大学生400円、小・中学生200円、65歳以上(要公的証明書)および障害者手帳提示者(介護者1人を含む)は無料。また、企画展開催期間中に講演会など複数の関連イベントも予定している。

堂本印象「楠公父子」1944年 京都府立堂本印象美術館蔵