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まるでゴジラ!? 県の形と似ていることから佐賀県が『ゴジラ対サガ』デザインの下敷きを小学校に配布

 佐賀県は、県の形が「ゴジラ」と似ていることから、日本が世界に誇る怪獣・ゴジラを「佐賀県かたち観光大使」に任命し、昨年の10月30日から『ゴジラ対(つい)サガ』プロジェクトを展開している。これは、県内のモノ・コトを起点に誰もがハッとしてドキドキする“新しい驚き”をつくる情報発信プロジェクト「サガプライズ!」の一環で、これまでに「佐賀県のイベントはゴジラがいる~2024佐賀インターナショナルバルーンフェスタ~」や「佐賀県の観光地にはゴジラがいる~佐賀県防衛大作戦デジタルスタンプラリー~」など、さまざまな“公務”を通じてゴジラが佐賀の魅力を発信。多くのメディアやSNS上で話題となっている。

 そして、1月20日からは、都道府県学習を行う佐賀県内の小学4年生の児童に『ゴジラ対サガ』デザイン下敷きを配布して、学びのフォローとして活用してもらうことに。配布される下敷きには日本地図が描かれていて、47都道府県の位置や名称が覚えられるだけではなく、各県の形が一目で分かるように工夫されている。そのため、佐賀県がゴジラに見えるのと同じ発想で、他の都道府県の形を「何のかたちに見えるかな?」と楽しみながら考えたりすることにより、発想力や創造力を育むことにも役立ちそう。このプロジェクトは、自分たちが暮らす佐賀県への興味や愛着をかき立てるきっかけとなることに加え、子どもたちに発想や創造することの楽しさを実感してもらう取り組みでもあるのだ。