ツムラは1月30日、早期からのフレイル対策を啓発する「50歳からのフレイルアクション」プロジェクトの発足発表会を都内で開催し、ゲストに山口もえさんが登場した。
ツムラが行った調査によると、年齢とともに体力・気力が低下した状態になる「フレイル」は、50代では5割が該当し、予備軍ともいえる「プレフレイル」も含めると9割に達している。50代からの早い対策が重要ということで、50歳を前にした山口もえさんは、フレイルの兆候をチェックする方法の1つ「ペットボトルチェック」に挑戦し、約18キロの握力が必要なペットボトルの蓋を開けて、握力の衰えがないか確認した。
登壇した東京都健康長寿医療センターの秋下雅弘センター長は、早期からフレイルを他人事と思わずセルフチェックをするなど常に意識し、栄養・運動・社会参加の3つを基本としたフレイル対策をバランスよく行うことを呼び掛けた。また、高齢者のフレイルに対して漢方製剤により多面的な効果が期待できるとする「国民の健康と医療を担う漢方の将来ビジョン研究会」の提言が紹介された。
ツムラ「50歳からのフレイルアクション」
https://www.tsumura.co.jp/frailty-action