13歳の奇才アーティスト・高梨元秀(たかなし・げんしゅう)さんが原作・脚本・演出・作曲・舞台美術までを自ら手がけた完全オリジナルの舞台ミュージカル「カミヒト」が、11月28日(金)・29日(土)に東京都杉並区の座・高円寺2で上演される。ルーラル・アーティスツ(東京)が主催。現在、舞台美術費の支援を募るクラウドファンディングを実施している。
「なぜ争いはなくならないんだろう?」。そんな問いから生まれた、高梨さんのオリジナルミュージカル「カミヒト」は、神と人の狭間で葛藤しながらも希望を探す物語。高梨さんは、11歳の頃から同プロジェクトの構想を始め、12歳の時に1人で全ての役を演じ制作した映像版ミュージカル「カミヒト」を発表(YouTubeで公開中)。そしていよいよ13歳でプロキャスト・プロスタッフとともに本格的な舞台化を進めている。世界的に見ても極めてまれな挑戦として注目を集めており、現在、「世界最年少で商業舞台を総合演出するアーティスト」としてギネス世界記録への申請準備も進めている。
キャストには、帝国劇場「レ・ミゼラブル」「天使にラブソングを」などで活躍するKENTARO氏、元・劇団四季の観月ゆうじ氏ら実力派が出演予定。さらに、「バケモノの子」(劇団四季)や「チャーリーとチョコレート工場」などを手がけたセットデザイナー石原敬氏が美術アドバイザーとして参加。プロジェクトアドバイザーには、キングコング西野亮廣氏が名を連ねる。
高梨さんは、2012年3月1日生まれ、東京都在住の中学2年生。幼少期からミュージカルが大好きで、9歳からオリジナルミュージカルの創作を始める。脚本・作曲・演奏・美術・メイクの全ての役を1人でこなし、過去3作の長編ミュージカル動画を制作。オペラやミュージカルの舞台、映画、テレビでも活躍中。2023年に初の個展「The FIRST Art Exhibition」で仏画や曼荼羅を発表し、2024年には小豆島で個展「Imagination WORLD」を開催、ミュージカル「カミヒト」の世界観を紹介した。2025年2月にはインドの国際アートレジデンシーにペインティングアーティストとして招待され、舞台とアートの両方で国際的に注目されている。
