かき氷に対する概念ががらりと変わりそうな予感!? 埼玉県越谷市のショッピングモール「イオンレイクタウンmori」1階・噴水広場で8月7日(木)~17日(日)の期間、「ご当地かき氷祭2025」が開催される。開催時間は11時~18時。雨天決行、入場無料。
国内でも最高クラスの猛暑地である埼玉県・越谷市の納涼イベントで、今年で12回目を迎える。「古今東西の多彩な“かき氷”との出逢い」をテーマに、9店舗50種のかき氷が一堂に集結。明治から続く日本の“天然氷”に始まり、昭和のレトロかき氷、平成&令和の現代のかき氷、さらには世界のご当地かき氷まで、世代や地域を超えた“かき氷”がラインアップされ、かき氷の多様性を体験できる。昨年は期間中6万杯のかき氷が消費された。
「日本のご当地かき氷」ブースは、日本一有名なご当地かき氷、鹿児島の「しろくま」をはじめ、沖縄の「ぜんざい」、秋田の「秋田雪」、山形の酢だまり醤油をかけて食べる「酢だまり氷」等のご当地かき氷が集まるセレクトショップ。
「日光天然氷『かき氷SHOP LOVE’S(ラブズ)』」は、明治時代から続く栃木県・日光の自然の中で作り上げる天然氷を提供する。透明度と密度が高く、空気の混ざっていない天然氷を最大限に生かした、ふわふわな食感のかき氷をオリジナルシロップで味わえる。
ご当地果実を氷詰めし、丸ごと削り出して提供するのは、茨城県の「日本フルーツかき氷り『アオイ』」。地元茨城をはじめ、「高知の苺」「茨城の福来みかん」「広島のゆず」「愛媛の温州みかん」など、全国各地の果実を氷に丸ごと詰め込んで作り上げたオリジナル氷を使用する。
千葉県の「ケーキのようなかき氷『ろまん亭』」は、かき氷を進化させた“氷のお菓子”を提供する。平成から令和にかけて誕生したスイーツ系かき氷は、氷に合わせたソースや特製生クリームで作りあげる。日本のスイーツ店の定番、いちごのショートケーキ・プリン・チーズケーキ・チョコケーキなどが、氷のお菓子となって登場する。フランスの伝統菓子ナポレオンパイをアレンジした新作「ナポレオンパイ氷」も。
静岡県の駄菓子屋系おでん店の代表格である老舗おでん店「静岡おでん『おがわ』」は、“おでん”と“かき氷”を交互に食べる静岡スタイルを提供。静岡県の果実やお茶をぜいたくに使用したシロップと、ふんわり氷の相性の良さを楽しめる。
「世界のかき氷」ブースでは、牛乳ベースの専用ミルクが専用の機械で瞬間冷却させながら糸状に削られ、糸状になって落ちていく「韓流スタイルかき氷」を小豆やフルーツと味わったり、味付け氷玉を薄く絹のように削り出す「台湾生まれのかき氷」を果汁やミルクなどと味わったりすることができる。さらに、フィリピンの「ハロハロ」、ハワイの「シェイブアイス」などのメジャー品から、マレーシアの「アイスケパル」、メキシコのすっぱ辛い「チャモヤーダ」、アメリカのテキサス名物のピクルス乗せかき氷「ピカデリー」など、奥深いかき氷の世界に出合える。