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奈良中南部の文化遺産を駆けめぐる 第1回 奈良ウルトラマラソンを2026年に開催

 奈良中南部に新たな挑戦の舞台ができる。古代日本の都・藤原宮跡をスタートし、飛鳥の史跡、吉野の山並みなど自然豊かな村々100kmのコースをめぐる「第1回 奈良ウルトラマラソン」(ランナーズ・ウェルネス・神奈川県藤沢市)が2026年5月31日(日)に開催される。

 橿原市、明日香村、高取町、大淀町、下市町、五條市、黒滝村、吉野町がコース。橿原をスタートし吉野金峯山寺(きんぷせんじ)、古代遺跡や世界遺産候補地を背景に、日本の原風景を駆け抜ける。世界遺産登録を目指している「飛鳥・藤原の宮都」を舞台に開催され、地域の文化価値を広く国内外に発信する役割を担う。また「ウルトラマラソン世界遺産シリーズ」へ加盟することで、スポーツを通じた

 世界遺産登録推進と、国際的なランニングカルチャーの発展に貢献することも目指している。
先着3000人を対象に募集。エントリー期間は10月31日(金)~2026年2月28日(土)。大会詳細は10月下旬に公式ホームページやSNSで告知する。