ビジネス

日々の食生活や奈良の鉄道をテーマに社会人向け講座 奈良国立大学機構が受講者を募集

 奈良国立大学機構は、主に経営者を対象としたリカレント(学び直し)教育事業として、奈良県生駒市と連携して「ちょっと尖った食と健康実践講座」「ならと近鉄電車の関わり」を実施する。

 「ちょっと尖った食と健康実践講座」は、第1回が2026年1月16日、生駒商工会議所で奈良女子大の稲田明理教授が「血糖の調節と糖尿病」をテーマに開催するのを皮切りに、2月20日までに計4回実施する。テーマはほかに、「褐色・ベージュ脂肪細胞の調節機構と肥満予防効果」「時間栄養学と個別化栄養学を活用した血糖値管理」「ヘルシーレシピ・調理実習~腸活・ナトカリに良いヘルシー献立~」。

 「ならと近鉄電車の関わり」は、1月10日、生駒商工会議所別館で奈良大学の三木理史教授が「近畿日本鉄道と古都・奈良」をテーマに開催し、1月26日までに4回行う。このほかのテーマは「地域振興と観光支援活動」「生駒を起点にたどる大和古寺の魅力―仏像に出会う沿線ガイド―」「奈良教育大学特別支援教育研究センター『鉄オタ俱楽部』の取り組み」。

 受講形態は、対面とオンデマンドを含むオンラインで、受講料は各3000円。専用フォームから受講の申し込みを受け付けている。

 同機構は、「日々の食生活を見直すための機会や、鉄道を通して奈良の地域資源や文化を見つめ直す機会として活用してほしい」としている。