“イメージの釣り人”とも評される類まれな洞察力で日常の小さなドラマをとらえ、“ドアノー劇場”とでもいうべき独自の世界を生み出し、写真史上に大きな足跡を残したフランスの国民的写真家ロベール・ドアノーの写真展、『Robert Doisneau』(ベイクルーズ・東京)が、1月30日(金)~4月12日(日)まで東京・虎ノ門のart cruise gallery by Baycrew’sで開催される。入場無料。
不服従の精神とユーモアに彩られた作品が、時代や国境を超えて多くの人々に愛され続けているドアノー。徹底した性善説に基づく人間に対する愛情と、際限のない好奇心が生み出す忍耐と視線、そして写真に対する飽くなき実験精神を持ったドアノーの軌跡は、“写真の世紀”ともいわれた20世紀を見事に反映している。1951年には、ニューヨーク近代美術館で開催された「5人のフランス人写真家」展の出品作家に選ばれ、1992年にはオックスフォード近代美術館で大回顧展を開催。ニエプス賞(1956年)、フランス写真大賞(1983年)など受賞も多い。
今回の写真展は、ドアノーの遺族が創設したアトリエ・ロベール・ドアノーの全面協力のもと、その代名詞とも言えるパリを舞台にした作品はもとより、写真家の原点でもあるパリ郊外、時代を彩った芸術家たちの肖像、子どもたちなど、アトリエが所蔵するモダンプリントから精選された約40点を展示する。営業時間は11時〜20時(19時30分最終入場)。










