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今シーズンの成績を寄付に換えて病気の子どもたちと家族へ プロ野球41選手が「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を支援

昨年末行われた2025年度の贈呈式の様子。左は日本プロ野球選手会理事長でもある大瀬良大地選手=広島

 日本プロ野球選手会は、選手たちによる病気の子どもとその家族の支援活動を2020年度から行っている。今シーズンは、ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン(東京)が運営する「ドナルド・マクドナルド・ハウス」への支援として、全12球団の所属選手41人が支援することが決まった。寄付額は、「1安打につき1万円」「1登板につき1万円」「1試合出場につき1万円」「1盗塁阻止につき1万円」「1ホームランにつき1万円」など、選手たち自身で設定したシーズンの成績に応じて寄付した総額。2025年シーズンの支援総額は1039万8000円だった。

 全国で難病に苦しむ子どもの数は10万人以上と言われ、多くは大学病院等の設備・スタッフのそろった専門病院で治療を受けている。これらの病院には基本的に家族は宿泊できないため、多くの家族はアパートやホテルで対応し、経済的・精神的な負担が生まれている。「ドナルド・マクドナルド・ハウス」は、難病で高度な医療を受けるために入院・通院する子どもを看病する家族が、病院の近くに一人一日1000円で滞在できる。

 現在、ハウスは世界の約390カ所(2026年3月現在)にあり、国内では日本第1号ハウスの「ドナルド・マクドナルド・ハウス せたがや」(東京都世田谷区、2001年開館)をはじめ、全国12カ所にある。1号ハウスオープン以来、延べ10万家族以上が利用してきた。ハウスの運営は、常勤スタッフのほか、多くのボランティアが支えているという。

 2020年は28人、2021年は29人、2022年は39人、2023年・2024年は40人、2025年は45人の選手が、自身で設定したシーズンの成績に応じた寄付で、「ドナルド・マクドナルド・ハウス」をサポートしてきた。“HOME AWAY FROM HOME”(わが家のようにくつろげる第二の家)をコンセプトに、家族の経済的・精神的な負担を少しでも軽減し、安らげる場所を提供しようというハウスの趣旨に、今シーズンも多くの選手が賛同した。25年度のまた、寄付だけでなく、選手が直接施設への訪問も行ってきた。今後もさまざまな形の支援を協議していくという。

◎支援に賛同している各球団の選手   ※所属球団はシーズン終了時、1人は非公開

【東北楽天ゴールデンイーグルス】

鈴木翔天、西口直人、酒居知史、伊藤光、鈴木大地、渡邊佳明、小深田大翔、加治屋蓮、前田健太

【埼玉西武ライオンズ】

中村剛也、杉山遙希

【千葉ロッテマリーンズ】
石川柊太

【福岡ソフトバンクホークス】
中村晃、栗原陵矢、近藤健介

【オリックス・バファローズ】
若月健矢

【北海道日本ハムファイターズ】
中島卓也、河野竜生、齋藤友貴哉、梅林優貴

【阪神タイガース】
坂本誠志郎、岡留英貴、湯浅京己、森下翔太

【中日ドラゴンズ】
福敬登

【読売ジャイアンツ】
丸佳浩、増田陸、赤星優志、砂川リチャード

【広島東洋カープ】

坂倉将吾、大瀬良大地、塹江敦哉、髙木翔斗

【横浜DeNAベイスターズ】
石田健大、佐野恵太、森敬斗

【東京ヤクルトスワローズ】
小川泰弘、山田哲人、丸山和郁、内山壮真