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新型コロナとインフルエンザのワクチン 接種に前向きな人の割合は?

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 引き続き新型コロナウイルスの感染が心配されるが、これから冬に向け、感染者が拡大することが想定される。一方、寒くなると流行が懸念されるのが季節性のインフルエンザだ。いずれもワクチンを接種することが予防となるが、実際にワクチンを希望する人はどれくらいいるのだろうか?

 社会調査研究センター(SSRC・さいたま市)が10月1日に実施した世論調査によると、新型コロナウイルスワクチンの秋の無料接種について「受けようと思っている」と「すでに接種を受けた」を合わせた接種に前向きな人は全体の45%と半数に満たなかった。回答者は1505人。

 一方、インフルエンザのワクチン接種についても同様の傾向がみられ、接種に前向きな人の割合は47%にとどまっている。いずれのワクチンでも50代以上で接種に前向きになる傾向が強い。40代以下では新型コロナよりインフルエンザのワクチン接種に前向きな人が多かった。

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 新型コロナの感染症法上の扱いが5類に移行してから、新型コロナ感染に対する警戒感が薄まっているとされる。今回の調査ではワクチン接種を「受けるつもりはない」が36%、「受けるかどうか迷っている」が16%だった。