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プラネタリウムで重力波望遠鏡(KAGRA)観測施設を投影 富山市科学博物館でプロジェクト紹介イベント

 

 富山市科学博物館は、2月18日に同館のプラネタリウムで、岐阜県飛騨市にある神岡鉱山で行われている重力波望遠鏡「KAGRA(かぐら)」プロジェクトについて紹介するイベント、スペシャルプラネタリウム「潜入!地下の観測施設KAGRA-重力波で宇宙の声を聞く-」を開催する。

 普段は星空を上映しているプラネタリウムに、観測施設で360度カメラを用いて撮影したKAGRA観測施設内の全天映像を映し出すという。

 神岡鉱山の地下空間には、宇宙から届くわずかな空間のゆがみ「重力波」を観測するために重力波望遠鏡「KAGRA」が設置され、観測が行われており、当日はプロジェクトに携わる東京大学宇宙線研究所の宮川治・准教授を招き、重力波やKAGRAなどの最先端研究についての話を聞く。普段は関係者以外立ち入りできない観測施設内の様子をプラネタリウム全天に映し出し、宮川氏の案内のもと施設内を巡るという。

 参加定員は175人(事前申し込み・先着順)。参加費は大人530円、高校生以下無料。