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学生が3Dプリンター使い金属製品造りに挑戦 大陽日酸と長野高専が共同研究

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「長野高専に設置された金属3Dプリンター」

 

 日本酸素ホールディングスグループの国内ガス事業会社、大陽日酸(東京都品川区)と長野工業高等専門学校(長野市)はこのほど、金属3次元(3D)プリンターを用いた金属積層技術の共同研究を始めたと発表した。

 大陽日酸が長野高専に設置した最新鋭金属3Dプリンターを長野高専の学生が使用して、さまざまな形状の金属製品造りに挑戦する。大陽日酸は金属3Dプリンターを使った金属製品の可能性を広げる「学生の自由で大胆な発想」に期待するとしている。

 大陽日酸は既存の溶接やガス精製、熱処理などの産業ガス技術も生かした、金属3Dプリンター利用の金属製品製造ビジネスを展開。この分野の技術開発や人材育成を目指している。大陽日酸での金属3Dプリンターを使う職業体験に長野高専の学生3人が参加するなど以前から長野高専と関係があり、今回共同研究することになったという。