まめ学

今シーズンの忘年会・新年会はどう? 仕事関係の会が復活の人も多そう

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 もうすぐ、忘年会、新年会のシーズン。コロナ禍となってから、3度目のシーズンを迎えるわけだが、年末年初のスケジュールはどうだろうか? リクルート(東京)が運営する「ホットペッパーグルメ外食総研」はこのほど、今年度(2022年12月~2023年1月)の忘年会・新年会についての消費者アンケートを実施した。

 調査は9月20日~30日に行い、首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県)、関西圏(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県)、東海圏(愛知県、岐阜県、三重県)に住む20~69歳の男女(株式会社マクロミルの登録モニター)14,741人が回答した。

 調査によると、今年度の忘・新年会の参加回数の見込みは「昨年度より大きく増えそう」「昨年度よりやや増えそう」と増えることを見込んでいる人が20.6%、「昨年度より大きく減りそう」「昨年度よりやや減りそう」と減りそうな人が1.3%。過去2年に比べて、世間も落ち着いてきた印象があるため、増加を見込む人の方が多い。

 ちなみに、昨年度(2021年12月~2022年1月)の忘・新年会の平均参加回数(0回を含む平均)は、忘年会0.32回、新年会0.17回と、まったく参加していない人が多いことが示された。

 そうしたこともあってか、今年度の忘・新年会1回当たりの予算は「5,000円~6,000円未満」(34.1%)が最も多くなっている。今年度の平均想定予算は4,526円(前年比+258円)で過去最高額。前年度の実際の参加費(平均4,607円)も過去最高額で数が少ない分、1件あたりの会が豪華になっている様子がうかがえる。

 一方、参加する機会がありそうな忘・新年会の相手については「会社・仕事関係」(25.0%)が最も多い。「友人・知人関係」(23.5%)が2位に。コロナ禍の過去2度の調査では「友人・知人関係」の割合が最も高かったが、これまで自粛気味だった仕事関係の忘・新年会が復活したようだ。