年々進歩するテクノロジー。とりわけクルマの自動運転は、ドライバーの負担軽減だけでなく、交通事故や渋滞の減少、環境問題の解決にもつながるため、将来的にも期待される分野だ。LINEリサーチ(LINE)では、日本全国の18~59歳の男女2108人を対象に、「車の自動運転」の現状の認知率や現在利用率、今後の流行予想などについて調査を実施。1月17日~1月18日にかけてヒアリングを行った。なお、バスやタクシーなどの公共交通機関は除いている。
最初に、車の自動運転の認知率を調べると、全体で95%とほとんどの人が「知っている」と回答。ただ、「知っているし、利用している」という現在利用率は全体で10%、「知っているし、以前利用していたが、いまは利用していない」を含めた利用経験率は全体で13%にとどまった。
「車の自動運転」を利用している人が、現在身の回りにどれくらいいると思うかを想像して答えてもらった結果、「車の自動運転」の流行体感スコアは全体で「11.7」で、およそ8~9人に1人が利用しているイメージを持たれている様子だ。
また、「1年後、自分のまわりでどのくらいの人が利用していると思うか」を想像して答えてもらうと、流行予想スコアは全体で「23.0」で、およそ4人に1人が1年後に利用していそうというイメージとなった。この1年間で約2倍に増えていそうとイメージしている人が多いようだ。