まめ学

SNSに一喜一憂 Z世代のライン「片思いあるある」

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 ラインにメッセージの取り消し機能がついてからというもの、取り消された通知を見ながら「何だったんだろう?」というヤギさん郵便的疑問符が頭から離れない、という人は少なくない。実は打ち間違えとか、やっぱり後でゆっくりとか、取り消した側にこれといった意図がない場合も多いが、これが片思い相手だと悩みも深まる。Z世代が選ぶ「<LINE編>片思いあるあるTOP10」(バイドゥ・東京)によると、朝一の返信有無で一日の気分が決まったり、何度も過去のメッセージを読み返したりと、SNSに一喜一憂する姿が浮き彫りになっている。

 10~24歳の307人を対象に2月10~20日に調査。そのうち片思い経験者は77%。LINEでの「片思いあるある」をたずねたところ、もっとも多かったのは「LINEを交換できた時の人生大勝利感」。「好きな人とのLINEは心臓取れそうになる」「返信きたら飛び上がるほど嬉しい」など、心躍る喜びが伝わってくる。続いて「 “おはよう”の4文字に救われる」という人も多い。片思いなのに親密さを感じられる朝のあいさつは、特別な4文字なのかもしれない。そして「送信メッセージに既読がつくまでまめにスマホ確認」が3位。好きな人に送ったメッセージにすぐに既読がつけばいいが、時間がかかると色々と考えてしまい不安になるようだ。

 ほかにも「何度も過去のメッセージを読み返す」「返信来た!と思ったら公式LINE」「同じスタンプを持っているとテンションが上がる」「メッセージを取り消しされると一日中悩む」など、なるほどな「あるある」の一方で、「好きな人への返信はすぐに返さない」という人も少なくないようだ。すぐに返信すると好きな気持ちがバレそうな気がする、相手の気をひくといった駆け引きで奮闘しているようだ。