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配属先はいつ明示して欲しい? リクルートの就職みらい研究所が調査

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 この仕事がやりたい! ──そう希望を膨らませて入社する新卒学生が多いと思うが、なかなか希望通りにいかないのが現実だ。そうした中、リクルート(東京)の研究機関・就職みらい研究所は、同研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象(大学生 1165人、大学院生 437人)に「就職プロセス調査」を実施。配属先を明示してほしい時期について聞いている。調査期間は6月12日~6月19日。

 それによると、就職先を決める前に、配属先が確約されていた方が良いかを聞いてみると、「確約されている方が良い」「どちらかというと確約されている方が良い」と回答したのは約8割だった。では、実際はどうかといえば、民間企業への就職が確定している学生に、配属先が確定した(する)時期を聞くと、入社前だったのが27.1%と、学生の半数以上が入社を決める前に配属先が確約されていない状況となっている。

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 一方、配属先について確約してほしい具体的な内容は、「職種」が60.5%、「勤務地」が59.6%。配属先を明示してほしい時期に関しては、「配属確約での応募」(14.0%)、「選考時」(19.3%)、「内々定・内定取得時」(18.0%)、「内々定・内定取得後~入社を決める前まで」(22.3%)、「入社を決めた後~入社前まで」(20.9%)と多様化している。いつならありがたい──といった希望は学生によってさまざまなようだ。