焦る必要はない！？ 2025年3月卒業学生の就活戦線調査

　コロナ禍が一巡して就職活動も通常の状態に戻りつつある中、ちょっと早いような気もしないでもないが、来年2024年ではなく、再来年2025年に卒業を予定している学生の就活戦線はどうなっているだろうか？　ジェイック（東京）は「2025年卒業学生の就職活動状況」に関するアンケート調査を実施。10月7日～11月19日に調査を行い、170人の学生が回答した。

　まず、「書類選考を受けた社数」を聞くと、最も多かったのは「0社」で42.3%だ。以下「1～2社」が27.1%、「3～4社」が17.1%、「5～6社」が8.8%、「7社以上」が4.7%となるなど、全体の約6割（57.7%）が1社以上に応募していた。

　

 

　また、「面接選考を受けた社数」を聞いたところ、やはり最多は「0社」で57.1%。「1～2社」が29.4%、「3～4社」が10.0%、「5～6社」が2.9%、「7社以上」が0.6%となり、面接までこぎ着けたのは全体の約4割（42.9%）となった。さらに、内定／内々定をもらった社数では「0社」が9割強（95.3%）と大半で、「内定あり」は計4.7％。内訳は「1社」が2.9%、「2社」が1.8%、「3社以上」が0.0%で、現段階では始まったばかりの印象。まったく焦る必要がないと思わせる状況だ。