東日本大震災後、宮城県東松島市の「小野駅前応急仮設住宅」で誕生したぬいぐるみ「おのくん」。被災地のお母さんさんたちが「めんどくしぇ(めんどうくさい)」とぼやきつつ、復興を願い毎日チクチク縫って作る靴下から生まれたソックスモンキーで、本名は「めんどくしぇ おのくん」。「おのくんを通じて東松島のことをもっと知ってもらえるように・・・」という願いが込められている。
ご当地キティをはじめとする「お土産品・キャラクターグッズ」の企画・製造・販売を手掛けるあすなろ舎(神奈川県大和市)は、「おのくん」と、サンリオの大人気キャラクター「ハローキティ」「マイメロディ」「クロミ」「シナモロール」「ハンギョドン」のコラボステッカー(5種類、各税込み550円)を3月11日(月)に発売する。「おのくん」になりきったサンリオキャラクターたちのデザインが楽しめる。
ステッカーの販売場所は、「空の駅(おのくんの実家)」(宮城県東松島市牛網字上江戸原4-1、東松島市陸前小野駅前)、「松島観光物産館」(同県松島町松島普賢堂13-1)、「陸奥物産店」(同県松島町松島町内112)、「青葉城本丸会館」(仙台市青葉区天守台青葉城址)。
おのくんは、「まもなく震災から13年が経ち、おのくんは里親(購入者)を募集しながらさまざまなつながりを作ってきました。2024年3月には30万人の里親さんを迎えようとしています。現在は復興への活動のみならず、『世界防災フォーラム』の公式マスコットキャラクターとして、世界中にこの出来事を伝える取り組みを続けております。全国、世界中の方々に防災(Bosai)を伝えるためにさまざまな挑戦を続けております」とのメッセージを寄せている。