豪雨を心配する季節がやってきた。自然の力の前では無力だが、それでも心構えと日ごろの備え、いざという時に多少でもできることがあるなら知っておきたい。東京都の行政情報がわかる「広報東京都」6月号には、都市型水害の説明やチェックリスト、対策などが掲載されている。
「日常をまもるための水への対策」と題し、家庭で取り組める豪雨・浸水対策のポイントなどを特集。年々上昇する気温の変化によって降雨量が増加する昨今。かつて雨水は土を通り、地下にしみ込んでいたが、コンクリートなどで舗装された道路が多くなった現代、は地下にしみ込みにくくなっている。
家庭で取り組める豪雨対策としては、大雨の時には風呂の水を流さないなど、家の外に流れ出る水を減らすことや、雨水タンクを設置するなどして下水道に流れる水の量を減らすこなど。また地中に雨水をしみ込ませる「雨水浸透ます」を設置するという方法もある。
災害が進行する2段階の状況に応じたチェックリストも掲載されている。この機会に改めて雨の季節への対策を確認しておこう。PDF版:広報東京都6月号