かわいいけれど、なかなか身近に見る機会の少ないラッコ。それもそのはず、2024年6月現在、日本の水族館にいるラッコはわずか3頭なのだそう。そこで、じっくり読んでラッコを理解できる『ラッコBOOK』(木村悦子著、グラフィック社)が7月に発売される。
ラッコには、他の動物と比べてナンバーワンがたくさんあるという。体毛の密度や、食べ物のかたさなど、今わかっているラッコについてのすべて、撮りおろし写真・園館のお宝資料、“ラッコな人々”へのインタビューもあり、読み応え抜群。日本の水族館にいる3頭、メイ・キラ・リロの暮らしから、少しずつ増えてきている北海道の野生のラッコまで網羅。野生のラッコを見るコツなども説明されている。税込み1980円。