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生活に困った時の行動に関するアンケート調査 食事の節約がトップに!

 生活に困ると、人はこんな状況に陥ってしまうのか? ──アーラリンク(東京)が運営する「誰でもスマホ リサーチセンター」は、「生活に困った時の行動」に関するアンケートを実施した。調査対象は「誰でもスマホ」利用者485人で、調査期間は5月29日~6月4日。「誰でもスマホ」は、通信困窮者と呼ばれる携帯電話未所持が原因で日常生活を送ることが困難になった人を救うために、同社が提供する携帯電話サービスだ。

 回答者のうち生活に困った経験がある462人に、生活に困った際にどのようなことで生活をしのいだかを聞くと、トップになったのが「食事を節約した」(50.2%)で半数の人が挙げている。以下、「売れそうな所持品を質屋や買い取り店へ売った」(43.3%)、「日雇いや隙間時間バイトで収入を得た」(34.6%)と続き、節約だけではなく自分でどうにか解決しようと頑張る人が多い様子がうかがえる。中には、具体的なエピソードとして、「派遣で寮、食事が無料の所を探して働いた」「1日1杯の水で生活」「タバコが吸いたくて雑草をタバコに」「腐ってる食べ物を我慢して食べたことが」などという声も聞かれた。

 生活に困った時に「売ろう」と思うものを聞くと「時計やアクセサリー」(25.8%)、「家電」(24.3%)、「洋服・衣類」(21.4%)と続いたが、「売れるものはない」と回答した人も36.7%いた。