今の時代、風呂嫌いの子どもが多い!? お風呂に関わる企画・開発・販売を行うバスリエ(千葉県我孫子市)が実施した「入浴習慣に関するアンケート」でもそうした様子がうかがえる。調査は2023年5月から1年弱の期間で実施。調査対象は同社のサイト「お風呂メディア」閲覧の男女136人。
一般的に日本人は風呂好きだとよくいわれているが、これは同社が以前行った7500人規模の調査でも95%が「風呂が好き」と回答したことからも裏付けられた。ところが、今回は嫌いが好きを上回る結果になった。
どうしてそうした結果になったかというと、前回は10代以下の回答者が全くいなかったのに対し、今回の調査では10代以下が約半数、その10代以下の回答で「嫌い」と答えた人が63.63%に達するなど、どうやら子ども世代に風呂嫌いが多いようだ。
もっとも、入浴頻度についてみると、「ほぼ毎日漬かる」が33.33%、「ときどき漬かる」が31.82%という結果に。あまり漬からないもしくはシャワーのみという人は合わせて34.85%で、実家に住んでいるためか、しっかり入浴はしている様子だ。10代以下の風呂嫌いの理由として圧倒的多数を占めたのが、3人のうち2人が回答した「時間がかかる」だった。