カルチャー

3つ子のカピバラの赤ちゃんが誕生 屋内型ふれあい動物園「アニタッチ 東京ドームシティ」で

 東京・文京区の東京ドームシティにある、伊豆シャボテン動物公園(静岡県伊東市) が運営する屋内型ふれあい動物園「アニタッチ 東京ドームシティ」。その「カピバラとワオキツネザルの部屋」で11月4日に、カピバラの赤ちゃん3頭が誕生した。

 三つ子の赤ちゃんだが、母親の「ユアミ」(2歳)は2度目の出産ということもあり、しっかりと子育てをしており、赤ちゃんたちは母乳を飲んですくすく成長しているという。これまで母子はほとんどの時間をバックヤードで過ごしていたが、少しずつ「カピバラとワオキツネザルの部屋」に出て環境に慣れる時間を増やしている。今後はさらに、お母さんの後をちょこちょことついて歩く赤ちゃんたちのかわいらしい姿を、間近で見られる機会が増えていきそうだ。

 カピバラは、齧歯目(げっしもく) テンジクネズミ科。南米アンデス山脈の東側、水辺近くの茂みや林に生息する。ネズミの仲間の中で最も大きく、体長100cm~130cm、体重50㎏ほどになる。20~30頭の群れで水辺近くの草原に生息し、泳ぎや潜水が得意。草食性で、アニタッチではキャベツ・さつまいも・りんご・青草・草食動物用固形飼料などを与えている。カピバラの妊娠期間は約5カ月間、一度の出産で1~8頭が誕生する。赤ちゃんは生後2~3日で草やキャベツなどをかじりはじめ、3カ月程度で離乳する。

赤ちゃんたちはすくすく成長