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瀬戸利樹、セラピスト役は「マッチョな体も見どころ」 役作りは「実際に施術を見学して、レクチャーを受けました」

 現在放送中のドラマ「買われた男」で主演を務める瀬戸利樹が取材に応じ、本作の魅力や役作りについて語った。

(C)「買われた男」製作委員会

 本作は、三並央実氏と芹沢由紀子氏による漫画『買われた男~女性限定快感セラピスト~』が原作。セックスレスの主婦、芸能人、女社長、風俗嬢など悩みを抱えた女性たちが「女性用風俗」に訪れ、心も体も癒やされていく“デトックスヒーリングドラマ”。瀬戸は、久保田悠来と池田匡志と共に女性用風俗店「KIRAMEKI」で働くバツイチのセラピスト・ヤマトを演じている。

 本作のオファーを受けたときの心境について、瀬戸は「行ったことはないけれど検索したことがあるという友人がいたので、女性用風俗というものがどのような世界なのか気になっていました。また、地上波では初のテーマということもあり、この作品を通してもっと前向きに女性の性を捉えていただけたらいいなと思いました。そして、この作品は監督が5人いらっしゃるので、とても楽しみでした」と笑顔で話した。

 女性を癒やすセラピストの役作りについては、「実際に施術を見学してレクチャーを受けました。セラピストの方は、こんなにも女性ファーストで施術をしているんだなと思いましたし、中にはデートやお話をするために通う方もいて、お店に行かれた方は、すごく満足感を持って利用できるのだなと感じました。女性用風俗に対して偏見がある方もいるかもしれませんが、現場ではそういうものを全く感じず、多くの経験を得ることができました」と語った。

(C)「買われた男」製作委員会

 本作に臨んだことで「女性について学びになったことは?」との問いには、「最初のカウンセリングでひざまづいてお話を伺うのですが、すごくそれを喜ぶ女性が多いことを学びました。すぐ磨けるようにしておく歯ブラシの準備など、本当にささいな気遣い一つで満足度は高くなり、お姫さまになったような非日常感を感じることで、喜ぶ女性もいらっしゃることを知りました」と答えた。

 劇中では肉体美も披露する瀬戸。体作りについては「ヤマトは普通っぽさが売りなので、あまり筋肉がバキバキにならないようにしていて、ちょうどいい体にはなったなと思います。オイルを使うシーンはマッチョに見えると言われるので、そこも注目して見てもらえたらうれしいです」と声を弾ませた。

 本作の見どころについては、「物語が進むにつれてヤマトがセラピストとしてリードして、自分の言葉に自信を持って接していく成長する姿が見られますし、いろいろな人間模様が描かれるので、ぜひそこも楽しんで見ていただきたいです」とアピールした。

 ドラマは、毎週水曜24時からテレビ大阪、BSテレ東ほかで放送中。

(取材・文/小宮山あきの)

(C)「買われた男」製作委員会