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橋本環奈「自分の好きなことを貫く“ギャル魂”が大切」連続テレビ小説「おむすび」いよいよスタート!【インタビュー】

写真提供:NHK

-なるほど。

 しかも、仲間を大事にして、絶対に裏切らないんです。高校時代の結のギャル仲間が、その後もたびたび登場しますが、いつまでも関係が変わらなくて。同窓会でも、いつも同じ話で笑い合っている様子が、青春そのものだなと。おかげで、日に日に「ギャルってすてきだな」と思うようになりました。

-実際にギャルメイクをしてみた感想は?

 チョコレートのような色のファンデーションを塗ったり、派手なつけまつげをしたり、キラキラなラメをつけたり、ギャルメイクは、別人になったようで楽しかったです。慣れないので時間はかかりましたが、みりちゃむ(“ルーリー”こと真島瑠梨役)が、いろいろアドバイスしてくれたので助かりました。だから「やっぱり、本物のギャルがいると違うね!」とみんなで話していました(笑)。

-橋本さんのギャル姿の写真も公開されていますが、確かに別人のようです。

 台本を読んだとき、ギャルメイクをした結がわからなくなったお父さんが「どれが結なんだ?」と言うシーンがあり、「さすがに気付かないことはないよね?」とみんなで話していたんです。でも、ちょうど撮影を見学に来ていた私の母が、父に写真を送ったら、「これ誰ね?」と言っていたらしく、「リアルなんだ!?」と驚きました(笑)。

-物語の舞台は、橋本さんの故郷・福岡ですね。

 福岡は私が高校卒業まで住んでいた大好きな街で、なじみのある繁華街の天神などがロケ地だったので、すごく懐かしかったです。福岡の皆さんが本当に温かく迎えて下さいましたし、“ハギャレン(歩が結成した博多ギャル連合)”のみんなと食事に行ったのも楽しくて。お芝居も、博多弁になじみのない方にも伝わるように、聞きやすさに気を付けつつ、博多弁のリアリティーを追求しながら、楽しんで演じています。

-福岡・糸島で結とギャル仲間たちが音楽フェスを開催するシーンもあるとか。

 エキストラとして参加してくださった糸島の皆さんが、フェスのシーンを盛り上げてくださいました。おかげで、皆さんの前でパラパラを踊るシーンでは最初、多少戸惑いもしましたが、最後はみんなノリノリで踊れました。学生の方々が早朝から撮影に協力してくださるなど、皆さんの温かさを感じ、本当にありがたかったです。