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本田望結、20歳は「1日を悔いなく、今日も最高だったと思えるように過ごしたい」【インタビュー】

 森崎ウィンが主演し、本田望結がヒロインを演じるドラマ「ふたりソロキャンプ」が、1月9日からTOKYO MXで放送がスタートする。本作は、出端祐大氏の同名漫画が原作。独りを愛する孤高のキャンパー・樹乃倉厳(森崎)が、超初心者キャンパーの短大生・草野雫(本田)と出会い、2人でソロキャンプをすることになるラブコメディー。キャンプのノウハウや裏技、キャンプ飯のレシピも満載の作品になっている。子役時代から活躍し、現在20歳を迎えた本田がインタビューに応じ、2025年の抱負や1人暮らしの様子、本作の見どころなどを語ってくれた。

(C)出端祐大/講談社 (C)エンタメOVOTOKYO MX

-本作は人気漫画が原作ですが、ヒロインとして出演が決まったときのお気持ちを教えてください。

 今しかできない役をやりたいとずっと思っていたので、自分と同じ20歳の役を20歳になった瞬間にできるのは感謝の出来事だなと思いました。キャンプは初心者の役なのですが、ちょうと家族でキャンプに行きたいねと話して盛り上がっている中でいただいたお話だったので、私が先に体験をして習得して、家族を連れて行こうと気合を入れて撮影に臨みました。

-SNS上では、草野雫というキャラクターのイメージが、本田さんにピッタリという声も上がっています。役柄を演じた感想はいかがでしたか。

 私は雫と同じくキャンプは初心者ですし、せりふを言うときも、この返しは私もしてしまうなとか、こういうテンションのときがあるなと感じたり、自分の中に雫と近いものがあったので演じやすさはありました。反対に、私は何か行動を起こすときに考え過ぎてしまって行動に移せないことがあるのですが、雫は直感で動くタイプで、思い立ったらソロでキャンプに行っちゃえ! というように直感を大事にしているところにすごく憧れるなと思いました。

-本田さんは直感で動くタイプではなく慎重派なのですね。本田さんのパブリックイメージからは少し意外な気もします。

  私はあれがしたい! と直感で動くことはまずなくて、気になったら、まずは調べたり、人に聞いたりして、ものすごく考えた結果、やらないという選択もしてしまうときがあるくらいです。例えば、どこのカフェに行こうとか、ここに旅行に行こうとか、そういうこと一つにしても、たくさん調べて考えてから動くタイプです。でも、直感で動くことが人生の中で必要なときもあると思いますし、雫のような直感を大事にする人にすごく憧れます。

 -本田さんが一押しのシーンや見どころを教えてください。

 雫が担当しているキャンプ飯のシーンは、原作漫画の世界に登場するレシピが映像になったらどうなるのかというのをスタッフさんたちと話し合って作ったので、原作ファンの方も喜んでいただける仕上がりになっていると思います。ぜひ見てくださった方の感想を聞きたいなと楽しみにしています。

-劇中に登場するキャンプ飯で、本田さんが実際にまねしてみたいレシピはありますか?

 「簡単おつまみドライカレーセット」というキャンプ飯です。肉や野菜で作ったドライカレーを野菜に乗せたり巻いたりして食べる料理なのですが、生ピーマンに乗せて食べたときに、生で食べる面白さと感動があって。現場で作った日の夜に、家に帰ってまた同じ料理を作って食べました。すごくおいしくてハマっています。

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