千葉県南房総市の道の駅「富楽里(ふらり)とみやま」(千葉県南房総市二部2211)が、7月21日リニューアルオープンした。工事は一昨年の9月に着工し、今年7月に竣工(しゅんこう)。老朽化部分を改修し、増築を行った。南房総の玄関口に位置し、富津館山道路のパーキングエリアと道の駅として一体で作られた施設(ハイウェイオアシス)。有料道路と一般道路のどちらからでも利用できる。
売り場面積が広がった1階には、南房総富山地域の新鮮な農水産物や特産品が並ぶ。2階のフードコートは、地元ならではの郷土料理「さんが焼き」、かずさ和牛などの食材を取り入れた特色のあるグルメを提供する飲食店が7店(8店舗目を準備中)。来場客は、新設された約200席ある開放的なフードコートでグルメを楽しみ、リフレッシュすることができる。
施設を運営する杉本和彦駅長は、「南房総の玄関口にあるので、まずはこちらの施設に立ち寄っていただき、グルメを楽しんだり、インフォメーションコーナーで情報収集をしてからこのエリアを散策する楽しみ方もあると思います」と提案、「最近バイクでのツーリングを楽しむ方が増えたので専用の駐車場を新設しました。また授乳室も設けましたので子育て世代にも優しい機能を備えています」と多くの人に立ち寄ってもらいたいと話した。
22日と23日は、青森県道の駅つるた、新潟県道の駅越後川口との協力で各地域の特産品販売を行うほか、食品・外食会社のピエトロ(福岡市)のドレッシングで房総の食材をおいしく食する試食配布も予定している。