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大和ハウスが米国商業施設の運営開始 カリフォルニア州ファウンテンバレー

大和ハウスが米国商業施設の運営開始 カリフォルニア州ファウンテンバレー 画像1
大和ハウス工業 「ビレッジセンター」外観

 

 大和ハウス工業(大阪市)はこのほど、米カリフォルニア州ファウンテンバレーの商業施設「ビレッジセンター」を取得し、運営管理事業を開始した。

 この事業は、ダイワハウステキサスを通じ、米国カリフォルニア州の不動産開発会社パラゴンコマーシャルグループと共同で行う。ビレッジセンターは、スーパーマーケットとドラッグストアを核テナントとした全24区画(7月31日時点)の近隣商圏型ショッピングセンター。総延床面積は約8581平方メートルで、「サブウェイ」などのファストフードやタイ料理レストラン、日用品物販店「ダラーツリー」などが出店している。所在地のファウンテンバレーでは初出店となるドライブスルーコーヒーショップ「ダッチブロス」もオープンする予定。

 ファウンテンバレーは人口約5万7000人。ロサンゼルス国際空港から南西約50キロで、2010~20年の10年間で人口が約3%増加する住宅密集エリア。ビレッジセンターの半径5キロの商圏内には19万人以上が居住しているという。

 大和ハウス工業は19年10月、米カリフォルニア州アーバインの商業施設「トレード」の運営管理を始めた。ビレッジセンターの運営管理について、「日本で培ってきたノウハウや実績を生かし、テナントの入替や新規テナント区画のリノベーションなどを行い、施設価値の向上を図るとともに、米国はもとより今後の海外における商業施設の事業展開につなげる」としている。