自動車部品大手のドイツ企業シェフラーはこのほど、バイエルン州ヘルツォーゲンアウラッハの本社に最先端のテクノロジーセンターを開設した、と発表した。
敷地面積は1万8000平方メートル、建設費は約9000万ユーロ。測定、試験、材料、化学、コーティング、ナノテクノロジーなどを扱う15の研究ラボを開設、固体電池や革新的コーティングをはじめ材料科学・材料工学の分野に研究を集中させる予定という。また電子部品の電磁適合性試験を実施するラボも設けた。センターの暖房は生産工程で生じる廃熱を利用する。
シェフラーは「このセンターは長期的にシェフラーのグローバルな研究開発ネットワークの強化に寄与する」としている。