おでかけ

赤・白・緑の3色ス―プで味変を堪能 池袋に火鍋専門店オープン

3色スープの一つ、緑色の山椒スープ

 3色スープで味変を楽しめる薬膳火鍋などを提供する専門店「担々辛辛(たんたんからから)ルミネ池袋店」が1月17日、東京都豊島区のルミネ池袋8階にオープンした。

 台湾で人気の「台湾カステラ」など海外食品の販売事業を展開するフークル(東京都港区)が、健康志向の社会動向をにらんだ新業態として火鍋専門店に挑戦。フークル代表取締役の河﨑孝文さんは「飲食店業界に影響を与える環境や人々の嗜好(しこう)の変化は近年ますます激しくなっています。嗜好の移り変わりが速く、変化の一歩先を行く素早い対応が求められている。いかに素早く変化のトレンドをつかむかが勝負。今回の担々辛辛は多くの人に、いま届けるべき店と確信しています」と自信を示す。

 自信の裏付けは火鍋の本場中国での徹底した現地調査と食材の厳選。河﨑さんは「やはり本場の味を知らないと良いものを提供できません。これまで扱った食品もそうだが、自分の足と舌で確かめたものしか“これだ”と思えない」と話す。

 薬膳配合の火鍋のスープは、トウガラシがきいた定番の赤色スープ、鶏ガラベース白湯の白色スープ、山椒をたっぷりまぶした緑色スープの3種類を用意。河﨑さんは「国内では山椒スープは珍しいと思います。スープの選択は自由だが、味変を楽しみたい人は同時に3種類のスープを味わうのがお薦めです」と指摘する。

 火鍋の具材では特にキノコにこだわり、産地直送の多種類の長野県産キノコを採用。豚肉は神奈川県厚木市内で丁寧に飼育された「あつぎ豚」を使用する。

フークル専務取締役の小峯祐一郎さんは「具材はいずれも厳選しました。特に健康意識の高い女性の皆さまには長野県産の新鮮でヘルシーなたくさんのキノコを味わっていただけたらと思います。締めには具材のうまみが溶け込んだ各種スープで味わうタンタンメンも用意しています」と述べる。

 コースは「10種のたっぷりきのこ尽くしコース」(税込み6050円)など。2月28日までドリンクサービスなどの予約特典あり。詳細は「担担辛辛予約サイト」。