野村証券(東京都中央区)は、国内外の機関投資家に日本の資本市場の魅力を訴えるグローバルマーケティングツアー「Japan’s Transformation」を実施する、と発表した。
同社のリサーチャー約20人が3月31日~4月25日、日本、欧米、アジア、中東の約25都市を訪問。各地で、国内外の機関投資家(政府系ファンド、年金基金、グローバルファンドなど)とのミーティングやセミナーなどを行う。日本経済や企業の変革を国内外の投資家に訴え、日本市場に世界の投資家を誘引するのが狙い。
主に、価格と賃金、労働市場、国内株主の議決権行使、企業のバランスシート、家計の資産嗜好(しこう)―の5テーマを通じて日本の経済や企業に関する固定概念が変わりつつある現状を訴えるという。
同ツアーは、野村証券が過去に行ってきた同種ツアーの中で最大規模になるという。