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北海道弟子屈町の摩周湖と硫黄山を結ぶ北海道道 冬季閉鎖を経て「摩周湖硫黄山スカイロード」の愛称で開通

冬景色の摩周湖(左)、エゾイソツツジが咲き誇る硫黄山

 北海道弟子屈町にある摩周湖硫黄山を結ぶ北海道道「屈斜路摩周湖畔線(52)」が、冬季閉鎖期間を経て開通。この道路がこのほど、「摩周湖硫黄山スカイロード」の愛称をつけられた。

 摩周湖から第三展望台を通り硫黄山を結ぶ観光ルート。摩周湖は全国的にも高い知名度を誇る観光地だが、近隣に位置する硫黄山への認知度は低く、回遊率の向上が課題となっている。「摩周湖硫黄山スカイロード」の愛称とともにブランド化を進め、摩周湖と硫黄山を一体的な観光エリアとしてPRし、弟子屈周辺エリアを訪問する人たちに長く滞在してもらうことを目指している。例年行っている同道路の開通式を4月11日に実施。安全祈願を4月14日(月)9時30分から行う。 

 硫黄山の山麓には、約100haもの広大なエゾイソツツジの群落が広がり、毎年6月~7月にかけては川湯温泉の初夏をかれんな花で美しく彩る。「摩周湖カムイテラス」と「硫黄山MOKMOKベース」には、土産品・地元特産品販売コーナー、飲食ブース、休憩コーナーを備えている。