
初秋の一日、江戸の粋人たちが愛した文化と景色に触れる特別なひとときを満喫できる旅をしてみよう。水上バスによる周遊とさまざまな企画を組み合わせたイベント便を運航している「東京水辺ライン」(東京都公園協会)。9月のイベント便は「水上バスと貸し切りバスで巡る、すみだ北斎美術館と向島百花園ハギのトンネル(昼食付)」。開催日時は、9月24日(水)9時15分~16時45分。
「すみだ北斎美術館」は、鏡面アルミ外壁の美しいビルと、約2200点に及ぶ葛飾北斎作品の展示で知られる、アートと建築の融合が楽しめる美術館。そして「向島百花園」は、江戸時代の文化・文政期に造営された200年以上の歴史を持つ江戸の花園。四季折々の草花が楽しめ、9月には全長約30mに及ぶ「ハギのトンネル」が楽しめる。
イベント便では、水上バスと貸し切りバスを利用して、まず「すみだ北斎美術館」で北斎の傑作「隅田川両岸景色図巻」の原画を鑑賞後、北斎が活躍した文化文政期に開園し、江戸の風雅をいまに伝える「向島百花園」を散策する。
行程は、両国リバーセンターから水上バスに乗船し、隅田川を遊覧。下船後、両国を散策して、すみだ北斎美術館へ。昼食をはさんで自由鑑賞する。その後、貸し切りバスに乗車して向島百花園へ。散策後、再び貸し切りバスに乗車。国立科学博物館前で降車して、解散。
参加費用は大人(中学生以上)税込み9800円(昼食代含む)。申し込みは東京水辺ライン公式ホームページから。締め切りは9月13日(土)17時。応募多数の場合は抽選とし、当選連絡はメールで行う。