オーディオブランドのマランツから、幅217mmの小型筐体のオーディオアンプ「MODEL M1」が発売された。最新の技術を投入したClass D方式のハイパワーアンプを搭載し、ネットワークオーディオ機能によるストリーミングサービス対応など、最新の機能・性能を取り入れている。価格は税込み15万4000円。
長年、手掛けてきたClass D方式について回路設計やパーツの選定、音の最適化などについて、最新の技術を投入してさらに高音質化。発熱が少なく小規模回路でハイパワーが取り出せる、高効率な同方式の特性を生かし、出力100W+100W(8Ω)を得ている。4チャンネル分のアンプ回路を搭載し、左右およびプラス/マイナスを独立したアンプで駆動するBTL構成として、電圧の振幅および電流の幅を大きく取り、瞬時の大入力にも安定した駆動を可能にする電流供給を可能にしている。
本体はソフトタッチのマットな触感をもつ仕上げで、前面から側面、背面に至るまで継ぎ目のない一体成型で、背面以外はネジの露出もない新デザイン。音質を考慮して、天板は非磁性ステンレスメッシュ構造として、大きな開口面積による高い放熱性と、開放感のある音質の確保も図っている。
独自のネットワークモジュールを組み込み、Amazon MusicやSpotifyなどのストリーミングサービスやインターネットラジオの受信に対応。NASやPCなどのミュージックサーバーやUSBメモリーに収納したハイレゾ音源も楽しめる。Bluetoothにも対応。さらにHDMI端子により、テレビや動画配信サービスの音声もより高音質で聴くことができる。これらの操作には、専用アプリを用意している。