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自動車リサイクルの現場を見学 若者が部品再利用の重要性理解

自動車リサイクルの現場を見学 若者が部品再利用の重要性理解 画像1
JARC 「電子管理した解体工程の説明を聞く参加者」

 

 自動車リサイクル促進センター(東京都港区)はこのほど、自動車リサイクルへの理解促進を目的に、若者対象の「自動車リサイクル現場見学会」を始めた。

 全国5カ所で開催する予定。2回目の見学会は10月7日、自動車の整備・再利用事業などを展開するカーレポ(水戸市)の協力を得て、同社のひたちなか工場(茨城県ひたちなか市)で開いた。参加者は、つくば自動車大学校(茨城県つくば市)や水戸自動車大学校(水戸市)で国家資格の自動車整備士を目指して学ぶ学生ら15人。カーレポの赤須洋一郎社長から自動車リサイクルの現状や課題の説明を受けた後、廃車の解体工程やリサイクル部品管理などの現場を見学した。 

 自動車リサイクル促進センターによると、「使える部品を再利用していく重要性を理解することができた」「解体処理の現場を見ることでより理解が深まった」など、参加者には好評だったという。