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食品詰め合わせと図書カードを学生に配付 物価高支援で東京経済大

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東京経済大 「学生食堂 全品30%値引」

 

 東京経済大(東京都国分寺市)は、食品の値上げラッシュなど昨今の物価高に苦しむ学生を支援しようと、一定の条件を満たす学生400人に食品の詰め合わせと図書カードを無料配布する、と発表した。実施日は6月22~23日。

 日本学生支援機構の「物価高に対する経済対策支援事業」を活用した配布で、東京経済大生活協同組合と協力して実施する。食品の詰め合わせは1000円相当、図書カードは2000円分を用意する。

 東京経済大は、物価上昇の2022年9月以降、物価高で学生が食費を削減するなどして生活を切り詰める傾向にあることから、学生の生活支援を開始。今年4月は全学部の1年生や大学院生らに先着でコメ2キロを350人分、無料配布した。6月5~6日は、全学部生や大学院生らに、東京経済大の教職員有志団体「学生支援プロジェクト」がフードバンク活動として、パックご飯やレトルト食品、飲料水など1000食分の食料品を無料で配った。いずれも学生の苦境を反映して、予定より早く配布が終わってしまったという。

 そのほか、学内の学生食堂では22年9月から、全メニュー・弁当を3割引で提供。また5月には大学関係者の寄付金約15万円を原資に、生理用品200セットも学生らに無料配布した。