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2025年卒大学生の就活戦線、4月1日現在の内定率は? 8割の人が活動を継続!

 4月に入って就活戦線もいよいよ本格化してきたが、すでに内定をゲットした人も多いことだろう。キャリタス(東京)が実施した、2025年3月卒業予定の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)を対象とする調査によると、4月1日時点の内定率は62.8%で前年同期実績(52.9%)を9.9ポイント上回っている。調査期間は4月1日~4月6日、回答者数は1210人(文系男子319人、文系女子406人、理系男子313人、理系女子172人)。

 まず、一人あたりのエントリー社数の平均は22.6社。前年同期調査(21.9社)をやや上回っている。ES(エントリーシート)提出社数、筆記試験は前年と同水準となっており、面接社数は昨年の平均5.6社を上回る6.1社だった。景気の上向きもあってか、早め早めの採用活動をする企業が多いとみられ、ESの締め切りが早過ぎて応募できなかった企業があると語った学生は49.2%とほぼ半数に達した。

エントリー数

 一方、4月1日時点の内定率は6割を超えているが、就職先を決めて活動を終了したのは20.9%にとどまり、8割弱が就職活動を継続。まだまだこれからと思っている人が多い様子だ。