転職や転勤などで新しい職場に移ると、まずは仕事を覚えねばならないが、なかなか覚えられない──と悩んでいる人が多いかもしれない、そうした中、外国人人材を一貫サポートする派遣会社 R&G(さいたま市)では、運営ブログ内で社会人の男女500人を対象に「仕事を覚えるための工夫に関する意識調査」を実施した。調査期間は6月20日~26日。
調査によると調査によると、「なかなか仕事を覚えられないと感じることがあるか」との問いに「たまにある」「頻繁にある」と答えた人が合わせて81.2%に達するなど、仕事を覚えるのに苦労している人が実に多いことがうかがえる。
仕事を覚えられない原因を聞くと、「覚えることが多い」(119人)「仕事への興味が薄い」(87人)、「仕事が難しい・複雑」(71人)、「仕事に慣れていない」(62人)の順に多かった。
自由回答をみると、年齢とともに記憶力は低下していくため、とくに40代以上になると「若いころはあまり苦労せずマニュアルや新しい知識が頭に入ったのに、年齢を経るごとに覚えられなくなった」と感じている人が少なくないようだ。
他方、仕事を覚えるための工夫に関しては、1位が「メモする」(275人)となり、回答者の半数以上を占めている。忘れそうなことをメモし、メモをもとに復習したりマニュアルをつくったり──古典的な方法といえそうだが、メモ取りは大切な行動と考えて実行している人が多いことがわかる。以下、「繰り返す/復習する」(128人)、「わからないことは質問」(72人)が続いた。