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夏のボーナスは増えた人が半数以上 11年連続でトップになった使い道は?

 

 勤めている会社に賞与の制度がある人は、夏のボーナスがもう支給されただろうか? 共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティング(東京)はこのほど、「第60回Ponta消費者意識調査」を実施。「夏のボーナス」に関連する消費者意識や、節約志向などを調べている。調査期間は、5月17日~ 5月21日。「Pontaリサーチ」への会員登録をしている男女3000人を対象にした。(※「Pontaリサーチ」調べ)

 春闘では大手企業を中心に給与が上がったというニュースが目立ったが、今年の夏のボーナスに関しても53.6%が「増える」ないしは「増える見込み」と回答した。ボーナスは通常、利益が上がった際にそれに応じて支給されるものの、回答状況をみる限り、業績が良い企業が増えていることが読み取れる。

 一方、夏のボーナスの支給金額は、「20万円~40万円未満」が最も多いゾーンとなったが、前年比で0.8%マイナス。対して、「60万円~80万円未満」のゾーンが1.9ポイント増加するなど、支給額が増加している様子がうかがえた。

 夏のボーナスの使い道については、「貯金・預金」がトップになったが、これは11年連続! 支給金額のうちどの程度を貯金・預金に回したいか尋ねると、「75%以上」と答えた人が33.0%。「50%~75%未満」と答えた人24.2%と合わせると約6割が半分以上を貯金・預金に回したいと考えていることが分かった。先行きに対する不透明感が強いことから、使わないで貯める人が多いのかもしれない。