▼やみくもに頑張るのではなく、「成長できる環境」なのか考えること、「頑張る目的」を見失わないことが大事
——実際に、Copiaで若手の方が活躍している具体的な事例はありますか?
高嶋:はい、例えば今年の新卒で入社した大山という社員がいます。彼はインターンから入社し、正式入社後すぐに2名の部下を持ち、現在、採用のリーダーとして活躍しています。いくら優秀でも、ここまでのスピード感で責任ある立場を任せるということは、他社と比べても珍しい事例かもしれませんが、本人の能力と会社としてのストレッチアサインメントを重視する文化があるからこその抜てきだと思っています。
石川:そうですね。彼自身が「将来経営層になりたい」と強く志を持って入社してきたので、僕もそれに応える形で、多少リスクがあっても責任のあるポジションを任せました。もちろん失敗は許容する前提です。それによって成長スピードを加速させるのが、Copiaの文化です。
——中途入社の方でも、そういった活躍事例はありますか?
高嶋:はい、ビズリーチに新卒入社し、8年間マーケターとして働いていた古川は、Copiaにウェブマーケティングの責任者として入社しました。入社後どんどん自らの領域を広げて、今では執行役員に就任しています。
——では最後に、仕事と向き合い邁進する20代の方に向けてぜひメッセージをお願いします!
石川:20代のうちに頑張った経験は、一生の自信になります。どんな局面におかれても「あれを乗り越えた自分なら、何があっても大丈夫」という自信につながります。それに、頑張ることで人生の自由度も高まる。誰と働くか、どこで働くか、どういう時間の使い方をするか。全部自分で選べるようになると思います。
高嶋:私もそう思います。ただ「頑張る環境」は本当に大事だと思っていて。どんな会社や環境でもとりあえず頑張れば良いというわけではなく、自分がしっかりと機会を得られ、努力が経験値やスキルに変わる場所で頑張ることが大切です。違和感を感じたら、その環境が自分に合っているのか、一度立ち止まって考えることも大事ですね。
石川:あと、僕が一つ反省しているのは「頑張ること自体」が目的になってしまってしまっていた時期があったということ。当時は100時間働くのが当たり前、みたいな感覚でしたが、本当はもっと的確にゴールを見据えて動いた方が、もっと成長できたかもしれない。だから、目的を見失わずに頑張ることの大切さも忘れないでほしいです。
【プロフィール】
株式会社Copia 代表取締役CEO 石川正和
京都大学大学院情報学研究科修了。サイバーエージェントに新卒入社。エンジニア業務・新規事業立ち上げ業務に従事。その後、コンサルティングに転身。デロイトトーマツコンサルティングにてメディア業界や製造業界などへの事業戦略立案や新規事業立案、業務支援などを担当。ボストンコンサルティンググループ(BCG)では、メディア業界やヘルスケア業界、パプリックセクターを中心に事業戦略立案やコスト削減、PMIなど幅広いコンサルティング業務に4年弱従事。そして、2023年8月に当グループに参画。2023年11月にCOOに就任、その後2024年1月から代表取締役CEOに就任。
株式会社Copia HRマネージャー 高嶋恵美
法政大学国際文化学部を卒業後、新卒で人事の道に進む。以降、スタートアップから上場企業に至るまで、さまざまなステージの企業において主に採用領域を中心に人事としての経験を重ねる。0→1フェーズの海外学生採用の立ち上げや、HRマネージャーとして東証一部上場を果たす企業におけるマネジメントなど、多様な実績を有する。2025年、株式会社Copiaに参画。
※本記事は、NewMeとの連携企画です。2025年5月時点の内容になります。