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隈研吾×英国アンティーク 神奈川・鎌倉でシャーロック・ホームズの部屋を再現

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 100年以上の歴史を持つ骨董(こっとう)品に囲まれた英国アンティーク博物館「BAM鎌倉」が9月23日、神奈川県鎌倉市にオープンした。建築家・隈研吾氏が設計を担当し、外観デザインは鎌倉彫をモチーフにヒノキを前面に使用している。

 同博物館には、次世代にアンティークの世界を伝え、物や人を引き継ぐ素晴らしさ、大切さを感じ取ってもらいたいというメッセージが込められている。3Fフロアでは、推理小説『シャーロック・ホームズ』シリーズの原作に基づいた「シャーロック・ホームズの部屋」を再現。 暖炉や椅子、バイオリン、薬品瓶まで、物語と縁の深い貴重なアンティークが展示されている。100 年以上前に当時の人たちが実際に使用していた本物で、ビクトリア時代の世界観をリアルに楽しめる。

シャーロック・ホームズの部屋
シャーロック・ホームズの部屋

 展示は、ロンドンのシャーロック・ホームズ博物館やホームズ研究家のアドバイスを受けてコーディネート。貴重なホームズシリーズ初版本や、作者アーサー・コナンドイルの直筆の手紙も公開される。

 開館時間は10時~17時(最終入館16時30分)、毎週月曜休館(月曜祝日の場合は開館・翌日閉館)。利用料金は、大人1300円、中学生・高校生1000円、小学生500円、幼児無料。小学生以下は保護者同伴が必要。