タンパク質について学ぶイベント「今日から!たんぱく摂ろうかい」がこのほど、沖縄県豊見城市のTOYOSAKI プラットフォームセンターで開かれ、沖縄県内の小学高学年の児童が、調理体験用の食材付き「たべる教科書」でタンパク質摂取の重要性を学んだ。
主催は、明治や伊藤ハム、米久ホールディングス、マルハニチロでつくるタンパク質摂取の啓発活動組織「めざせ1日80g!たんぱく摂ろう会」。日本栄養士会が協力した。朝食でタンパク質を摂ることの大切さなどを訴えるため開催した。
イベントには児童10人が参加。沖縄県日本栄養士会副会長の笠原寛子氏を講師に、「元気で丈夫なカラダをつくる!理想の食事」をテーマに、タンパク質を意識した食事の重要性などを学習した。児童は調理も体験し、「ツナコーン&ドライソーセージのオープンサンド」に挑戦。自分の手を動かし料理することを通して、タンパク質をはじめ食材の栄養成分への関心を高めた。「摂ろう会」は「日本人のタンパク質摂取量の底上げのために、企業の垣根を超え自治体、職能団体等と連携しながら、継続的にタンパク質の重要性を発信していく」としている。
笠原副会長は「子供たちには今回の体験を通して、朝ごはんを食べることの大切さだけでなく、自分自身で栄養たっぷりな朝ごはんを手軽に作れることを知ってほしい。一人でも多くの沖縄の子供たちが、きちんと栄養バランスのいい朝ごはんを食べることが当たり前になるように、これからも活動していきたい」とコメントした。