おでかけ

メードイン函館の「はやぶさII」が 4月4日デビュー 就航記念キャンペーンで本州-北海道のマイカー移動を応援

青函フェリーはやぶさ2-1080

 青森市と北海道函館市を1日16便で結ぶ青函フェリー (北海道函館市)。4月4日(火)に、函館市の造船会社「函館どつく」で造られた「はやぶさII」(2999トン、300人)が、函館発14便(20時30分)でデビューする。「はやぶさII」は「あさかぜ5号」(1998年就航、1958トン、103人)の代替船として建造され、輸送力が大幅にアップされる。

就航記念キャンペーン
就航記念キャンペーン

 「はやぶさII」は、函館発初便が4月4日(火)函館発14便(20時30分)→青森着(0時20分)、青森発初便が4月5日(水)青森発01便(2時)→函館着(5時50分)。就航記念キャンペーンとして、より多くの人たちに気軽にマイカー旅行を楽しんでもらおうと、WEB予約限定で、乗用車(5m未満)の運賃(ドライバー1人分を含む)が、GWなど繁忙期の半額程度の4月は1万円、5月は1万2000円の青函ウルトラ割を実施する。

「はやぶさII」就航時刻表
「はやぶさII」就航時刻表

 メードイン函館の新造船として、函館市にゆかりのあるもの(五稜郭、函館市の木「おんこ」など)をグラフィック化したデザイン。空間のオリジナリティーを演出し、青函フェリーのイメージを明確に表現している。

 「2等椅子席」(オーシャンビュー席)は、新造船でも新しい色調空間を演出し、TVも備え付けでゆったり居心地のよい海時間を過ごせる。エントランス(1F)は、船の中心に配置されたメイン階段を中心とする開放的な空間が印象的。ステートルーム(ベッド×2)は、ヘッドボードの間接照明やスタンドランプの照明効果で、ハイグレードでゆとりを感じさせるくつろぎの空間を演出。ステートルーム(ベッド×4)は、L型のソファを窓側に設け、家族や仲間でゆったり歓談できる空間で、各寝台内部には寝台灯とコンセントを装備している。

2等椅子席(オーシャンビュー席)
2等椅子席(オーシャンビュー席)
エントランス1F
エントランス1F

 「2等室」は、海上が臨める窓が設置され、カーペット仕上げの明るくゆったりとした空間で、自由な姿勢で海時間を過ごせる。「バリアフリー椅子席」は、明るい木目に囲まれたゆったりとした空間でソファ席の間隔も広く、備え付けのTVをゆったり観賞できる。カウンター席は、海を眺めながらの軽食、PC作業など多目的に利用できる。
 新幹線も開通している「津軽海峡交流圏」だが、やはり魅力の大きいマイカー移動も応援するキャンペーンだ。