宮崎県都城市は日本一の畜産王国で、中でも養豚が盛ん。日本一のお肉王国のお肉を、どの部位も余すことなく食べてもらいたいという生産者たちの思いから生まれ、長年愛されてきたグルメが「都城メンチ」だ。九州各地域の地域活性化を目指す「博多大丸 九州探検隊」は2022年に「都城メンチプロジェクト」 を立ち上げ、メンチカツを都城市の新たな地域ブランドとして全国に発信している。
プロジェクトの発足以降、福岡をはじめとした全国各地への催事出店や、地元でのイベントなどでその存在をPRしているが、通常は都城市内事業者の各店舗での提供が中心。より多くの人たちに出来立ての都城メンチを味わってもらうために、持ち帰り弁当チェーン「ほっともっと」の協力を得て、「都城メンチ弁当」がこのほど誕生した。1月10日(金)から、宮崎県内のほっともっと49店舗で販売される。
都城メンチ単品は、290円。「都城メンチ&ハーフチキン南蛮弁当」(750円)は、宮崎県民のソウルフード“チキン南蛮”と“都城メンチ”が夢のコラボレーション。ジューシーな鶏肉と甘酸っぱいタレ、自家製タルタルソースの絶妙なバランスを楽しめる。「都城メンチ&カニクリームコロッケ弁当」(750円)は、鳥取県境港産の紅ズワイガニを使用したぜいたくなカニクリームコロッケとの組み合わせ。サクサクの衣と紅ズワイガニのうまみが特徴。「W都城メンチ弁当」(850円)は、都城メンチを2枚使用した、メンチカツ好きにはたまらない弁当だ。価格はいずれも税込み。