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やましたグリーンの「植木の里親」「もらえる植物園」が大賞 ソーシャルプロダクツ・アワード 2023

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やましたグリーン 「ソーシャルプロダクツ・アワード 2023」大賞授賞

 

 造園業のやましたグリーン(東京都八王子市)が展開している、引越しなどで不要となった植物を新たな引き受け手につなぐ一連の取り組み「植木の里親」「もらえる植物園」がこのほど、「ソーシャルプロダクツ・アワード2023」の大賞を受賞した。

 ソーシャルプロダクツとは、組織や個人が持続可能な社会の実現のため作り出す有形・無形の商品・サービス。ソーシャルプロダクツ・アワードは、優れたソーシャルプロダクツを通して社会に貢献している企業、団体を表彰する日本初で唯一の制度で、ソーシャルプロダクツ普及推進協会(東京都中央区)が2012年に創設した。

 同社の「植木の里親」の取り組みは、遺品や引越しなどで不要となる植物を欲しい人「里親」につなぐ事業。「もらえる植物園」は不要となった植物を一時的に保管管理する取り組み。鉢植物から6メートルを超える植木など種類も大きさも異なるさまざまな種類を保管している、という。来園者は気に入った植物を引き取ることが可能。運搬・植栽費用は負担する必要があるが、植物は無料でもらえる。

 同活動は、「これまでになかった独自性の高い取り組みであり、持続的なビジネスとして成長している点、保育園や障碍者施設などに植物が提供され、生活者の環境意識を高めることにも貢献し、植物も人も元気にする」として高く評価された。

 「植木の里親」「もらえる植物園」の詳細はやましたグリーンのホームページ。