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関節リウマチへの正しい理解を ギリアド・サイエンシズが患者のインタビュー動画公開

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ギリアド・サイエンシズ

 

 米製薬会社ギリアド・サイエンシズの日本法人(東京都千代田区)は、6月の「リウマチ月間」に合わせ、関節リウマチへの正しい理解を促進するため、患者のインタビュー動画を制作し、同社のホームページで公開した。

 関節リウマチは自己免疫疾患の一つで、関節に炎症が起き、痛みや腫れを引き起こす全身性の疾患だ。進行した場合、関節が変形する場合もある。発症の原因はよく分かっていないが、40~60代の女性に多く、国内の患者数は約83万人と推定されている。

 動画は、公益社団法人日本リウマチ友の会(東京都千代田区)が協力、37歳で発症し、14年の治療期間を経て、現在は寛解(かんかい)と診断されている50代の女性にインタビューした様子が収められている。

 ギリアドのケネット・ブライスティング社長は「今回、当社として初めて日本リウマチ友の会にご協力いただき、患者のインタビュー動画を制作することができた。この動画が関節リウマチとその患者に対する理解を深める一助となれば、うれしい」とコメントしている。