カルチャー

地域おこし協力隊の活動を応援 クラウドファンディングが始動

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 地域おこし協力隊の活動に応援と資金を集めるためのクラウドファンディング「HIOKOSHI」が始動。7月5日(水)に特設サイトが公開された。地域おこし協力隊支援をはじめ地域への移住・交流を推進する「移住・交流推進機構」(JOIN、東京)と、国内最大級の購入型クラウドファンディングを運営するCAMPFIRE(東京)との共同運営。

 地域おこし協力隊の現役隊員やOB・OGは、地域の課題解決や新しい魅力づくりの活動についてサイトに掲載できる。支援を受けたらお礼品・体験の提供などの「リターン」をする。

 現在、全国に現役隊員約6800人、OB・OG約9600人がいる地域おこし協力隊。JOINは運営するホームページ「地域おこし協力隊」で、協力隊の募集情報や隊員の活動インタビュー記事などを発信するほか、起業に関する各種セミナーの開催、地域おこし協力隊マッチングツール「みらいと」の企画・運営、地域おこし協力隊員や受け入れ自治体等の相談に応じる「地域おこし協力隊サポートデスク」の運営受託などの事業を展開してきた。クラウドファンディング「HIOKOSHI」により、協力隊の活動により多くの応援と資金が集まりやすくなることを目指している。

 サービス提供開始を記念し、対象期間内にクラウドファンディングを実施する活動に対し、特設サイトへの掲載確約・エリア別ピッチイベント(10月開催予定)への登壇機会提供・アワードイベント(12月開催予定)へのノミネートなど、より支援を集めやすく、より活動の認知を高められる特典を提供する。

 また、現役隊員やOB・OG会員を対象に、クラウドファンディングの活用事例や効果を紹介するセミナーを、7月19日(水)18時~19時に、Zoomウェビナーによるリアルタイムオンライン配信で開催する。参加費無料。HIOKOSHI 内の専用フォームから申し込む。

 地域おこし協力隊を受け入れる自治体担当者向けのHIOKOSHI活用説明会も用意。地域おこし協力隊の活動にクラウドファンディング活用による自治体・地域へのメリットなども解説する。7月21日(金)16時~17時。Zoomウェビナーによるリアルタイムオンライン配信。参加費無料。こちらも専用フォームから申し込む。